弥生土器甕
29.5cm高
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弥生土器甕
弥生中期
寸法|29.5cm高 19cm径 8.8cm底径
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細長い筒形の弥生の甕。
煮炊きをしたり、水の保存をした土器のようです。
緻密な器面の文様は、板を木目をつかった刷毛目という手法で、
外も内側もすみずみまで丹念に調整して描かれています。
この土器は山陰や瀬戸内地方の特徴に類するものの詳しくは不明です。
弥生文化の美しい日用器に、“風土”はしっくりときますが、
“工芸”という言葉はちょっとそぐわ無いイメージ。
でも、こんな器形の美しさが後々の工芸を育む
日本人の心に流れているのだろうとおもう。
・備考
亀裂やニュウを直した痕跡があります。
高台部はぐるりと一周埋めてあるような直しです。
台などは無くとも自立します。