木彫聖母子像
15cm 高
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木彫聖母子像
17世紀後半頃
フランドル地方
15cm 高
フランス北部〜ベルギー,ドイツ周辺の木彫聖母子像。
小品の像ですが手取りは見た目より重く、柘植もしくは松材など重量のある堅木で丸彫り彫刻されています。
頭頂部と底部には制作台に連結,固定するための穴が開けられており、厨子(飾台)などに嵌め込み飾られていたと思われますが、
台座は無くとも、このままでも自立する状況です。
聖母の広くふくよかな顔と膨らみに対して通った長い首筋。中世末期の彫刻の気配を遺す彫像です。