灰釉小服茶碗
11cm径
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灰釉小服茶碗
江戸後期頃
11cm径 7,3cm高
瀬戸の石皿に見るような土質と釉調の焼きものです。
口造りや厚み、外の無釉から推察する限り元来は食器でなく、
陶製の日用品や灯具類など宗教的な道具のような気もいたしました。
逆台形でまったく同じ造りの小さな猪口のような器は時々見るのですが、
こんな大ぶりもあるのだなぁと手に触れました。
かたちが掌に馴染みやすく深さもあり、小服茶碗に見立てられそうです。
珈琲、たっぷり飲めるカフェオレ碗に。美味しそうです。
・状態
口縁に数カ所に釉削げ及び6mmほどのカケがありますが、
大きなダメージではなく実用に差し支えない程度と考えています。