
美濃洋酒瓶写徳利と端反無地カットグラス
30,5cm高 (瓶) Sold
7,6cm径 (硝子) Sold
美濃洋酒瓶写徳利
18世紀末〜19世紀
30,5cm高
今夜は和洋の取り合わせです。
洋酒瓶やワインボトルを写した美濃の久尻産の徳利。
白首徳利と呼ばれる意匠のタイプで、西洋ボトル写しは類例の少ないものです。
ガラス瓶の量産化の前、生活陶器として短期間しか制作されなかったのではと思います。
これは徳利というより、完全にボトルといいたくなる深い漆黒釉の美しいシルエット。
ワインの美味しい季節に、食卓において眺めたい洋酒瓶写し。
端反無地カットグラス
フランス
18世紀末
7,3cm径 9,1cm高
合わせたのは端反りの器形が美しいフランスの高鉛グラス。
型吹き成形後に側部をカット、底面も丹念に磨き上げています。
ワインかビール用の酒杯でしょうか、端反りが口あたりよく美味しく呑めます。
グラヴュール技法のタイプを同形に見かける一つ古い時代のガラス器です。
不純物により薄紅がかった灰色をしています。
・状態
ガラス内面や底に時代の擦れがありますが、曇りは無い状態です。
底部の古いアタリを、研磨されています。口縁は傷なく、このまま日常の使用が可能です。