
ブロンズ製キリスト磔刑像
フランス15世紀末-16世紀
11.1cm (像高)
23.3cm (十字架含む)
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ブロンズ製のキリスト磔刑像です。
15世紀末期から16世紀にフランスで製作されたもので、行列の際に奉持される十字架に付けられていた像であったと云われます。
髭や頭部、傾いた表情の溝彫りは深めに残っており、金色に輝く鍍金も綺麗です。キリストを裏返すと背中は繰り抜きになっており、製作時期の特徴を示すとされます。
また、本来の十字架はこのような木製ではなく同様な金工品だったはずで、本作は後補されています。ただ、こちらも時代は17世紀の木製十字架と思われるもので、味わい深い木肌であり、また造形も丁寧で好ましい雰囲気です。
これはパリに住む友人が大切にしていたコレクションでした。部屋の片隅にいつからずうっと置かれていたのか。
キリストの肩や手に降り積もった長年の埃まで、たまらなく愛おしく思えました。埃も払わずそのまま持ち帰ることにしました。
また日本で、大切にしてくださる方へと繋げることができれば幸いに思います。
