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くらわんか茶碗と柳茶碗

11.8cm 径 (くらわんか茶碗)  sold

11.7cm 径 (柳茶碗)  sold

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

くらわんか茶碗

江戸中期

11.8cm径  5.1cm高

売約済み

 

・詳細

折れ松葉文を三箇所に描いたくらわんか茶碗。

伸びやかな潔い筆致は文句のつけようがない程です。

僕が初めてこの図柄の茶碗を知ったのは、白洲正子さん愛蔵の海あがりのものでした。

それとは肌合いもまったく異なりますが、僕には凡百のくらわんかの中でも、特に惹かれたのは確かです。

 

 

・状態

ニュウが一筋あり、高台近くまで伸びています。他はホツレやニュウも無く、くらわんかの部類では比較的に良い状態と言えそうです。

カセなく全体は艶を帯びています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

柳茶碗

江戸後期

11.7cm径  4.9cm高

売約済み

 

・詳細

硬質な炻器寄りで白っぽい膚合いの瀬戸産らしき柳茶碗です。

柳の絵柄は抽象化されて記号のようですが、数多く描いたから抽象化したのか、

本当のところはどうなのでしょう。

高台造りや土質から、より古手と思しき碗の絵のほうが「抽象」寄りで、

時代が下ると、ハッキリした柳の絵が、経験上多いような気もします。

僕は、豪気で抽象に近いものの方が好きなようです。

 

 

・状態

見込みの窯傷、縁の二箇所が本金繕いされています。

爪に掛からない細い2センチほどのニュウが1本と、縁の金繕いの下に同じく細いニュウがあります。

カセはなく、全体に艶を帯びています。

 

 

 

 

 

 

 

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