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型吹菊唐草文ガラス碗

13.9cm 径

 

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型吹菊唐草文ガラス碗

江戸後期

13.9cm高 × 6cm径

売約済み

桐箱付

 

 

・詳細

和ガラスといったら、まず江戸期の型吹きガラスが思い浮かびます。

こちらは菊と唐草模様の型に吹き込んで、成形された江戸時代のガラス器。

鉛を含み、その薄手な見た目以上にずっしりと重たいものです。

弾いた音の素敵さは、よく表現されますが澄んだ鐘の響きのようで、

まさに日本の音色という気がします。

江戸ガラスを日常で用いるのは緊張感もありますが、

案外と手取りは安定しています。

夏の涼菓をのせたり、お茶を飲むにも好いサイズですので

思いきってこの季節に楽しみたい和硝子です。

 

・備考 状態

カリ鉛ガラスを含み全体に淡緑色を帯びています。

元来は鉢か碗で、蓋が備わっていたのか、判断の難しいところですが、

口の広がり方や徐冷後の口縁の水平な処理を見る限り、

蓋は元より無かった形状かと考えています。

口縁に一箇所の欠損がありますが、古い傷で丸くなっており、

手で触れても丸く軟らかな様子で茶碗としても差し支えないでしょう。

そこからニュウも生じておりませんのでご安心ください。

 

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