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白釉輪線ブリュロカップ

8cm 高

 

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白釉輪線ブリュロカップ

フランス

18世紀末 – 19世紀前半頃

7cm径 8cm高

売約済み

 

・詳細

フランス生まれの厚手で重量ある珈琲カップ。

コーヒー冷まさず、酒器の役目も果たすそれは質実剛健、

僕にとってフランス版くらわんか猪口のような存在です。

 

このブリュロは初期の制作で、ファイアンスにごく近い半陶半磁。

デルフトのように白錫釉がたっぷりと掛かり輪線の揺らぎや釉肌の表情も豊か。

かたい磁器質で透明釉に変わったそれと比べると、古さと柔らかさを感じます。

保温性という実用を備えつつ、洒落っ気も忘れないフランスが生んだ無二の陶磁器。

フランス中で親しまれた日常の器だから、目にする機会は多くとも、

でもいいなと思えるその出会いも少ないものです。

 

・状態

口縁の取っ手部に6mmほどの釉薬削げがあります。他、ごく微小な釉削げあり。

ぐらつきも無く、全体的に良好な状態と言えます。

 

 

※状態につきまして、不安や心配のある方は事前にお気軽にご質問くださいませ。

通販でのご購入の場合、状態を理由としたご返品は原則受付いたしかねますので、何卒ご了承ください。

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